【2020年ベスト本10選】
2020年に読んだ本の中からベスト10を選びました。
リンクはツイッターや本ブログへの感想になります。彼女の知らない空/早瀬耕
彼女の知らない空/早瀬耕 #読了
— みやしよ (@MzSg) 2020年3月28日
たった一つ違うだけで、この世界は変わってしまう。
一つの法。一つの選択。一つの言葉。
緩やかな繋がりのある連作短編で描かれるのは、はっきり言って目を背けたくなる現実、もしくは極近い未来である。 pic.twitter.com/vfaY37Tprp
中国SFアンソロジー 月の光
現代中国SFアンソロジー「月の光」#読了
— みやしよ (@MzSg) 2020年4月11日
これ滅茶苦茶良かった。
作家陣・作品といいお値段の何倍も満足感がある。上下二段の500ページもある大物ながら様々な味が入ってるアンソロジーなので飽きが来ない。
正直、「三体」より好きです。 pic.twitter.com/JYDuN7Xc1P
アリス殺し/小林 泰三
アリス殺し/小林泰三 #読了
— みやしよ (@MzSg) 2020年6月29日
毎夜見る夢でハンプティダンプティが落下死した。現実ではそれに呼応する様に屋上から飛び降りた。
次々と不思議な世界の住人が殺され、あのアリスが殺人の容疑をかけられる。
真犯人は?現実世界の正体は?
突飛な世界観だが証拠が全て明かされている真っ当なミステリー
砂漠/伊坂幸太郎
砂漠/伊坂幸太郎 #読了
— みやしよ (@MzSg) 2020年7月5日
大学四年間の春夏秋冬を描いた一冊。
生産性のない無駄な時間を過ごし、
「なんか面白そうじゃん」というノリが全てだった学生時代を思い出す。
ほろ苦く、少し不思議で、もう返る事のないあの時間が詰まってる。
青春過ぎて人によっては辛い小説だ。 pic.twitter.com/gHe4od2qdk
四畳半タイムマシンブルース/森見登美彦
四畳半サマータイムマシンブルース/森見登美彦 #読了
— みやしよ (@MzSg) 2020年8月4日
数多に広がる下鴨幽水荘209号室の四畳半再び。
突如現れたタイムマシンに乗り、エアコンのリモコンの為にタイムスリップする一同。しかしそれは宇宙を終わりにさせる行為であった。
一筋縄では行かない彼らのリモコンを巡る、四畳半N回目の物語。 pic.twitter.com/McdqGtMuDy
猫を棄てる/村上春樹
https://dazzle223.hatenablog.com/entry/2020/09/02/133611サイバー・ショーグン・レボリューション/ピーター・トライアス
https://dazzle223.hatenablog.com/entry/2020/09/30/231253Au オードリー・タン/アイリス・チュウ 鄭仲嵐
Au オードリー・タン 天才IT相7つの顔/アイリス・チュウ 鄭仲嵐 #読了
— みやしよ (@MzSg) 2020年11月24日
台湾のIT大臣と聞けば記憶に新しい人は多いはず。しかしどの様にして大臣になったのか知られていない。
本書は彼女の幼少期から現代に至るまで天才と呼ばれた故に苦しみ、痛み、そして脱却し鳳の如く飛び立つ姿を描いた一冊だ
はい、チーズ/カート・ヴォネガット
はい、チーズ /カート・ヴォネガット #読了
— みやしよ (@MzSg) 2020年12月6日
ヴォネガットにJr.がつく以前の初期作品の短編集。ヴォネガットといえば正直クセ強い長編が多いので初めての人ならばむしろこの短編から入っても良い。荒削りでありながら原液に近い作品ばかり。
ただ悲しいだけではなく、そこにユーモアがある。#読書 pic.twitter.com/MRlEMHd2NR