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【TOY】S帰ってきたウルトラマン(レトロカラー)/ブルマァク

 

昨年、墓場の画廊にて受注生産されていた帰ってきたウルトラマンが到着いたしました。昨今の社会情勢を鑑み、制作の遅延は予想しておりましたが、想定以上に早く届きました。ただし、当初の予定より約2週間遅延しております。確実に手に入るため、この点については全く問題ありませんでした。

 

個人的に最も愛着のあるウルトラマンがジャックであるため、今回の受注生産は大変嬉しく存じます。(世代的なものか、帰ってきたウルトラマンよりもジャックの名称の方が馴染み深いと感じます。)

 

 





頭部がやや大きく、人間の体型にしては丸みを帯びた造形が特徴的です。おもちゃであることから、映像作品としてのウルトラマンとは造形が異なりますが、細部を観察すると、首回りや手首、足首などに皺が刻まれています。両手、両足は滑らかに仕上げても良いように思われますが、手袋とブーツが着用されているかのように造形されています。



全体的には愛らしいデフォルメが施されていますが、ある意味で「中に人が入って演じている」という現実に即した造形が施されています。ウルトラマンという存在が実在し、怪獣と戦っているという神性。それをある意味で否定するかのような手袋、ブーツ、皺といった「現実感」。これらの要素が本ソフビから感じ取ることができます。

 

シルバーカラーではなく、レトロカラーのスタンダードサイズです。パーツ数は頭部、胴体、両手、両足の全6パーツで構成されています。個体差はあると思われますが、頭部の可動域が非常に狭く、両手、両足は緩くなく、適度な可動域となっています。当時からのバランスと考えられますが、わずかに前傾姿勢にしないと直立が困難です。または、まっすぐ立たせてバランスを確認し、両手の角度を調整することで直立させることができます。

 

カラーリングは、わずかに緑がかったグレーの体表に、鮮やかな赤色です。目はゴールドに塗装され、一点の星のようなカラータイマーは青色です。

怪獣ソフビはスプレー塗装のため個体差があると思われますが(過去にキングザウルソフビのシルバースプレーの差が顕著であったことを確認しております)、帰ってきたウルトラマンはマスク塗装であると思われます。特徴的な二本線が綺麗に塗装されています。

塗装がわずかに寄っている部分もあるため、グレーは塗装ですが、赤色側が素体カラーなのかは判別できませんでした。くるみ塗装でしょうか。

 

「よっ」というポーズもできます。

首を動かすときにぐぎぎとなったので、少ししか角度をつけていない。

 

以上が「S帰ってきたウルトラマン」の紹介になります。

墓場の画廊では、ブラックキングなどの受注も始まりますので同作怪獣シリーズも続々出てきそうです。

 

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番外

会社も違うので当たり前ですがミニソフビとは全く異なる。

 

 

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【TOY】ポピー キングザウルスシリーズ/ウルトラ怪獣ペスター



ポピーから販売されていた、ウルトラマンに登場するペスターのソフビを購入しました。

以前から、これは良い造形だなと思っていたもののひとつで、ずっと買うタイミングを見ていました。
いつかは欲しいと思っていたけれど、だからといって焦って買うほどでもない。そういう距離感のまましばらく眺めていたのですが、ある日相場よりもかなり安く出ているのを見つけて、これはもう買っておこうと思いました。

 

中古品ですし、専門店でメンテナンスされた個体でもないので、とりあえず一度ばらして洗うことにしました。
ドライヤーで温めながら少しずつ外していくと、一部に切れがありました。とはいえ個人的には許容範囲内。おそらく値段が安かった理由はこれでしょう。説明文や画像にも出ていたのかもしれませんが、そのあたりは見落としていました。

 

体の上下パーツに加えて、頭も外せる構造になっています。
ただ、頭部は温めても無理に外せる感じではなかったので、そのままにしました。

 

上から見ると、妙に薄い

このソフビ、正面から見ると幅のある怪獣なのですが、上から見ると驚くほど薄い。
ペスターという怪獣そのものがそういう存在なのですが、立体にしてみるとその異様さがよくわかります。


そしてその薄さのおかげで、複雑な嵌着の構造もよく見える。
ただ前後を貼り合わせただけではない、パーツ構成になっていて、他の怪獣ソフビとはかなり違います。アートソフビでもヴィンテージでもないので、ここは気兼ねなく、洗剤と歯ブラシでごしごし洗っていきます。

洗って天日干ししてから細かく見ていきます。

 

素体色は思っていたよりずっと明るい茶色の上から焦茶が全体に吹かれていて、さらにメタリックな青が差し色のように乗っている。
ペスターという怪獣の不気味さと、どこか海っぽい湿度のようなものが、この色だけでもかなりよく出ています。

ところどころ塗装が剥がれて素体の色が見えていますが、個人的にはそれも悪くない。
綺麗すぎるより歴史を感じる、意図しない傷というのは魅力的になっています。

 

可動しないからこそ出るものがある

 


体の上・下、それに頭部の3パーツとなっており、手足は動かず、頭だけが回転します。

可動が少ないと、どこか物足りないようにも思えるかもしれませんが、実際にはまったくそんなことはありませんでした。

このソフビの面白さは可動ではなく造形の偏りにあります。
ペスターは二人一組の怪獣です。
左右対称ではないことが絶妙で、ただの棒立ちではなく、ちゃんと「中に人が入っている」感が出ており、こちらに向かって、手足をぎこちなく、それでも確かに動かしながら近づいてきているような躍動がある。

これは可動軸では再現しにくい種類の生っぽさで、むしろ固定に近い構造だからこそ出ている魅力なのかもしれません。

 

背中がいちばん良い

 


ペスターはヒトデをモチーフにした怪獣なので、表面の印象も一般的な怪獣のような「ゴツゴツ」ではありません。
どちらかといえば、ぬめりを帯びたヒダのような、少し生っぽい感触を思わせます。

 

個人的にはこのソフビのいちばん好きな部分は背中です。

外側から内側に向かって、大小の突起が連なり、まるで鉱物の結晶のような、あるいはフラクタルのような造形になっている。
人によっては少しゾワっとするかもしれません。集合体としての気持ち悪さが、ちゃんとある。

でも、そこがいい。

 


単に線を刻んでいるだけではなく、凸部分の四方をきちんと削り、ひとつひとつを山型に立ち上げている。だから平面的ではなく、光の当たり方で陰影がちゃんと変わる。見れば見るほど、手間のかかった造形だなと思います。

しかも、それが機械的に正確すぎない。
左右で少し違うし、線も均一ではない。
でもその不正確さが、むしろあたたかい。手で作っている魅力があります。

ポピーマークは背中に入っています。

 

足裏の梅干しと、原作再現

キングザウルスシリーズおなじみの足型マークもしっかり入っています。
毎回思いますが、あの足型、どう見ても少し梅干しに似ています。

 



最後は、13センチのポピー金型ウルトラマンと並べてみました。
こうして並べると、急に画面の中に「原作の気配」が立ち上がってきます。

ソフビは単体で見ても楽しいのですが、やはり相手役がいると一段と良い。
ただ飾るというより、世界観を置く感じに近くなる。

派手なギミックがあるわけでも、たくさん動くわけでもありません。
それでもこのペスターは、造形そのものの面白さだけで十分に満足させてくれる怪獣ソフビでした。

 

 

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【ソフビ】ウルトラマン・セブン・新マン/BANDAI(キングザウルス金型)

実家に帰った際、近所のリサイクルショップを覗いてきました。

ブックオフやハードオフといったチェーンのリサイクルショップではなく、昔ながらの個人店です。

 

古くからある店なのは知っていましたが、学生の頃は興味のあるものが置いておらず、一度も入ったことがありませんでした。今回は散歩ついでに、ふと思い立って寄ってみました。

 

そこで、ガラスケースの中にウルトラマン、セブン、そして新マンのソフビを見つけました。

ソフビが豊富に並んでいるわけではなく、「なつかしのおもちゃ」のひとつとして置かれている、といった佇まいです。

 

その場でスマホを取り出して値段を調べるのも無粋に思え、三体すべてを購入しました。

 

帰り道、陽光に照らされる真っ赤なボディとガンメタの輝きが美しい。

 

 

 

帰宅後、足裏を確認すると、キングザウルスシリーズに見られる足形に加えて「BANDAI」の刻印が入っていました。

 

あれっ?と思い、試しに手持ちのJAPAN製・硬質ウルトラマンソフビを確認してみましたが、こちらには足形はありません。

 

見た目やガンメタのカラーリングから、当然のようにポピーのキングザウルスシリーズだと思い込んでいたので、少し混乱しました。

Wikiなどを参照する限り、おそらくポピーからBANDAIへ移行する際、金型をそのまま使用して生産された製品なのではないかと思われます。

あるいはBANDAIによる復刻品の可能性も考えましたが、断定できる情報は見つかりませんでした。ただ、確実に「存在している」ことだけは間違いありません。

 

三体ともフォーマットは共通で、胴体と頭が一体成形の1パーツ、腰で区切られた下半身が1パーツ、そして両腕2パーツの計4パーツ構成です。

おもちゃ然とした真っ赤な素体に、ガンメタ、金色、青が、多少ずれていようとお構いなしに塗られています。その潔さがたまりません。

雑に遊ばれて削れた塗料ですら、かっこよく感じてしまいます。

 

両腕と下半身は背面まで塗装されているのに、胴体と頭部は前面の半分だけが塗られています。

コスト削減のためだとは思いますが、半分だけ塗るというのは、逆に手間がかかるのでは……と考えてしまいます。

 

 

見えにくいですが、背中には「円谷プロ」「ウルトラマン」「JAPAN」の刻印があります。

ちなみに、「帰ってきたウルトラマン」は、しっかりと「シンマン」表記でした。

 

強い夕日に照らされると、削がれた塗料の隙間から覗く赤が、なんとも言えず美しい。

 

日本人特有の美意識に、経年変化や劣化による、さびれ、汚れ、衰え、枯れといった古びたものの中に美を見出す感覚があります。それを「わび・さび」と言います。

 

これまであまりピンと来たことはありませんでしたが、

今回のソフビを手にして、少し分かった気がしました。