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読書感想など

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョジョワールドはこうして造られた「荒木飛呂彦の漫画術」

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書) 著:荒木飛呂彦ーーーー ジョジョの奇妙な冒険の作者荒木飛呂彦さんの漫画を作成する上で実践する「漫画術」を惜しげも無く紹介されている。漫画を描いているわけではないが、ジョジョを集めているので購入。

孤独な戦い『地上最後の刑事』/ベン H ウィンタース

地上最後の刑事 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 著:ベン H ウィンタース ファストフード店のトイレで死体で発見された男性は、未来を悲観して自殺したのだと思われた。半年後、小惑星が地球に衝突して人類は壊滅すると予測されているのだ。しかし新人刑事…

汚染されたニューヨークを闊歩する殺し屋「Mr.スペードマン」

Mr.スペードマン (ハヤカワ文庫NV) 著:アダム スターンバーグ 【映画化決定! 超異色クライム・ノヴェル】 俺の名はスペードマン。ゴミ処理人だ。標的の名前だけ教えてくれればいい。そいつが死ぬ。それだけだ――テロ攻撃で汚染され、住民の大半が立ち去った…

音楽偏愛な探偵役『演奏しない軽音部と4枚のCD』/高木 敦史

演奏しない軽音部と4枚のCD 著:高木 敦史 高校一年の秋、楡未來は亡き叔母が“4枚同時再生が必要な”CDを遺した意味を探るため、軽音部の部室を訪れた。そこで待っていたのは、演奏しない「聴く専門」部員・塔山雪文。挙動不審で怖がりだけど、音楽にはも…

逃れることのできない過去『眠りなき狙撃者』/ジャン=パトリック マンシェット

眠りなき狙撃者 (河出文庫) 著:ジャン=パトリック マンシェット 引退を決意し、新たな世界を希求する殺し屋に襲いかかるさまざまな組織の罠、そしてかつての仇敵たち―「現代フランス文学の極北」といえるほど、限界まで贅肉をそぎ落とされ張りつめた文体が…

幽霊側の視点に立つことで見える風景『ハサミ少女と追憶フィルム』/佐島 佑

ハサミ少女と追想フィルム (角川ホラー文庫) 著:佐島 佑 内気な美大生の道郎は、おかしな先輩・檜垣に映画作りに誘われる。檜垣に渡されたホラー映画を見ていると、画面から大ハサミを持った少女が飛び出してきた! 以来、不思議な事件に遭遇するようになり……

本物と偽物の差は?『アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 』/フィリップ・K・ディック

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) 長く続いた戦争のため、放射能灰に汚染され廃墟と化した地球。生き残ったものの中には異星に安住の地を求めるものも多い。そのため異星での植民計画が重要視されるが、過酷で危険を伴う労働は、…

2015/4/3購入本 青春、ミステリー、SF、殺し屋

本日こちらを購入。