2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
古川日出男さんの新刊は『想像ラジオ』『ムーンナイト・ダイバー』『バカラ』などの作品と同じように震災をテーマにした小説『あるいは修羅の十億年』です。 2026年の近未来日本を舞台に “島”と呼ばれる土地と東京、フランスと複数の人間の視点から語られる…
ジョージ・オーウェルの『1984』は人間を支配する方法とそれに悩む主人公の心境がリアルスティックに描いたディストピア小説としてメディアで紹介され、引用されることが多い作品です。 私も読んだことがあったのですが、他作品を知りませんでした。作品が…
北野勇作さんの『かめくん』を読みました。 きっかけは北野勇作さんがtwitter上で行っている【ほぼ百字小説】を目にしたことです。 140文字内に収められた描写にSF的な想像力を掻き立てられ、余韻を残します。 https://twitter.com/yuusakukitano http://tog…
クエンティタランティーノ監督の最新作『ヘイトフル・エイト』(原文:the hateful eight) 監督の名前にピンと来なくても20代〜30代にかけての世代は『キルビル』で知っている人が多いでしょう。ツッコミどころ満載でバカバカしくもありますが、あのアクショ…